【電帳法OP】用語やフォルダ構成を知ろう

Fleekdrive電子帳簿保存法対応オプションを利用するユーザの定義、用語、ファイル形式、スペース構成等についてご案内します。

利用ユーザの定義・用語

  • 入力者(申請者)
    スキャンした書類、スマートフォンで撮影した書類、またはメールなどで電子データとして受け取った書類等のファイルをFleekdriveへアップロードする人を指します。
  • 受領者
    国税関係書類を受け取る人、一般的に経理、総務業務を担当する人を指します。入力者と立場を分け電子データの確認を行う確認者としての役割です。
    電子帳簿保存法オプションでは、受領者権限がONとなっているシステム権限(例:電帳法受領ユーザ)を割り当てられたユーザが対象となります。
  • スペース
    ファイルを保存するフォルダを意味します。
    Fleekdriveでは、オンライン上のディレクトリ(ファイル保存領域)をローカル端末内のディレクトリと区別するために「スペース」と名称しています。
  • 電子帳簿保存法の書類のデータ保存の適用にあたり、以下をご利用ユーザ様にて整備する必要があります。
    ・ システムの運用に際し、電子計算処理に係る事務手続きを明らかにした書類
    ・ 電磁的記録の備え付け及び保存に関する事務手続きを明らかにした書類
入力ファイル形式

電子帳簿保存法オプションの入力対象のファイルは以下の2つに限定されます。

  • PDFファイル
    タイムスタンプを付与することで改ざんができないファイル形式です。
    受領者が受領処理を行ったタイミングでタイムスタンプを挿入後、保管します。電子署名未挿入のファイルに対してはこの際、Fleekdrive社名義の電子署名を付与します。
    ※アップロードされるファイルは、原本と同一であることが前提です。

    推奨スキャナ要件:対象の紙がスキャンして電磁的記録できるカラースキャナ、及びその機能を有している機器
    スキャン解像度 200dpi以上・24bit カラー、256階調

  • イメージファイル
    紙の取引書類を電子化した際のイメージファイルが対象です。
    アップロードしたタイミングで電子帳簿保存法の適合要件である解像度、階調、用紙サイズを満たしているかチェックし適合するファイルをPDF変換した上でアップロードします。
    PDFへ変換後は受領者がチェックしたタイミングでタイムスタンプ挿入後、保管いたします。

    電子帳簿保存法の適合要件:縦2,338画素、横1,654画素以上、総画素数387万画素以上
    色階調が、RGB256階調カラーであること

  • タイムスタンプは、一般財団法人日本データ通信協会の認定を受けた「セイコータイムスタンプサービス」を利用します。
  • これらのファイルについては、電子取引データを授受するシステムまたは装置から電子取引データを手動で当該システムに登録することは可能です。しかし、原本内容についてはいかなる場合であってもファイル内容の訂正削除することはFleekdriveでは出来ず、編集する機能は有しておりません。
  • 保存される自己作成のファイルは、自己が一貫して電子計算機を使用して作成した国税関係帳簿書類である必要があります。(手書き運用部分がない)
スペース構成

電子帳簿保存法対応オプションは、以下のスペース(フォルダ)で構成されています。

  • マイスペース、コラボスペース、カンパニースペース
    入力者(申請者)は、Fleekdriveの各スペース※から、受領申請を行うことが出来ます。
    ※電子帳簿保存法スペース、アーカイブ、ゴミ箱を除く。

  • 電子帳簿保存法スペース
    受領者のみがアクセスできる3種類のスペースが用意されています。
     確認スペース: 入力者が申請処理したファイルが保管されます。
     保管スペース: 受領者のチェックが完了し、受領処理したファイルが保管されます。
     削除スペース: 保管したファイルを削除した場合、ファイルはこのスペースに移動します。
             ※ファイルは物理的には削除されず、検索の対象にも含まれます。

運用フロー

アップロードされたファイルは、以下の手順により各スペース間を移動します。

1. 入力者(申請者)が、マイスペース等へファイルをアップロードし申請処理を行います。
  ファイルは「確認スペース」に自動で移動します。

2. 「確認スペース」にて、受領者のチェックの後に問題がなければ受領処理を行います。
  ファイルは「保管スペース」へ自動で移動します。

3. 差し戻す場合は、「確認スペース」にて却下処理を行います。
  元のスペース(申請した際にファイルが保管されていたスペース)に戻ります。

4. 「保管スペース」内のファイルを削除する場合は、削除処理を行います。
  ファイルはゴミ箱ではなく、電子帳簿保存法スペース内の「削除スペース」へ自動で移動します。
  「削除スペース」に移動したファイルは移動や削除ができません。

  • 権限がある場合につきましては保管スペース内の不要なスペースは削除可能となります。
  • スペースはゴミ箱に入らず消滅致します。
  • 配下にファイルがある場合につきましては、スペース内のファイルを移動あるいは削除したのち削除が可能となります。

最終更新日:2024/02/22

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