「SOLXYZCSO001.CSOUserBatch」に関するエラーメールが届きました
質問
Salesforceから、「SOLXYZCSO001.CSOUserBatch」に関するエラーメールが届きました。どうすればいいですか?
————-メール参考————–
件名:
Developer script exception from XXXXXXXXX : ‘SOLXYZCSO001.CSOUserBatch’ : Inactive User, orgId: XXXXXXXXXXX
本文:
Apex script unhandled exception by user/organization: ユーザID/組織ID
Failed to invoke future method ‘global static void userUpdate()’ on class ‘SOLXYZCSO001.CSOUserBatch’ for job id ‘ジョブID’
————-メール参考————–
※「SOLXYZCSO001.CSOUserScheduled」に関するエラーメールにも、本記事と同様の対応をしてください。
回答
上記のエラーメールは、salesforceのApexクラス「SOLXYZCSO001.CSOUserBatch」に関するジョブについて、ジョブの実行ユーザが無効化されている事を通知するものです。
「SOLXYZCSO001.CSOUserBatch」は、Fleekdriveにおける個人のディスク使用量、配信使用量を更新するバッチです。
実行者ユーザがSalesforceのシステム管理者でなくなった場合や、無効化された場合には「SOLXYZCSO001.CSOUserBatch」が動作しなくなり、同期が取れなくなります。
下記の2つの方法のうち、どちらかで対応する事が可能です。
1.「Fleekdrive設定」から、組織設定>同期設定を開き、接続用ユーザに表示されている「設定」をクリックします。
2.アクセス許可を求められるため、「許可」ボタンをクリックします。
※接続用ユーザはSalesforceのオリジナルの「システム管理者」権限である必要があります。カスタマイズしたシステム管理者相当の権限では同期設定が行えません。
操作の詳細はこちらのマニュアルをご覧ください。
なお、接続用ユーザを変更する方法では、「SOLXYZCSO001.CSOUserBatch」によるエラー通知は継続されます。
ただし、個人のディスク使用量、配信使用量は問題なく同期されるようになるため、メールを無視しても問題ありません。
事情により、接続ユーザの変更が出来ない場合は、「SOLXYZCSO001.CSOUserBatch」の実行ユーザを変更します。
1.Salesforceの設定>環境>ジョブ>スケジュール済みジョブを選択します。
2.「ジョブ名」が「CSOUserScheduled」の「登録実行者」に記載されているユーザが無効化されているユーザで間違いないか確認してください。
3.「CSOUserScheduled」の行のアクション「削除」を押下し対象ジョブを削除します。
4.すべてのスケジュール済ジョブの一覧から「CSOUserScheduled」が存在しない事を確認します。
5.ジョブを再登録します。
Salesforceの設定>カスタムコード>Apexクラス を選択します。
6.画面中央の「Apexをスケジュール」ボタンを押下します。
7.以下の内容で設定し、「保存」ボタンを押下します。
【登録内容】
ジョブ名:CSOUserScheduled
Apexクラス:ScheduledCSOUserBatch
Apex実行をスケジュール:
頻度:毎週/全曜日を選択
開始:ジョブ登録の当日
終了:2999/12/31
希望開始時刻:3:00
8.Salesforceの設定>環境>ジョブ>スケジュール済みジョブを選択します。
9.「CSOUserScheduled」の行の項目「次の実行スケジュール」が翌日の3:00で設定されていることが確認できれば設定完了です。
最終更新日:2024/12/25
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